中学生の時から音楽が好きでMR.BIGやスティーブヴァイに憧れギターを始め、何故か高校生のときには癒やしの音楽に心奪われ、ヒーリングミュージックやチルアウトミュージックの世界にハマり、音楽を作り始める。自分で作った音楽を多くの人に知ってもらいたいと思いネットレーベル「K-MUSICLIFE」を立ち上げ、同時にWebサイトも立ち上げる。1999年にスタート。
ファンの声を聞きたいと思い掲示板などを作るためにプログラミング(Perl)を習得し、自宅でサーバ(redhat linux,Turbo Linux)を立てて掲示板を運営したりしていた1990年代後半。Webサーバやメールサーバ、VPNサーバなどなんでも構築できる能力はここでついた。現在はPHP,Python,JavaScriptが中心。
作った音楽だけでは物足りない、映像も配信しよう、ということでYouTubeもない時代にRealPlayerやASF(Advanced Streaming Format)で自分の音楽に映像を付けて配信していたのが2000年初頭。muzieなどの音楽サイトがYouTubeのような役割を果たしていた。

画像) 現在も運営しているK-MUSICLIFEのWeb Site

画像) 高校生のときにハマりにハマった mind relaxationシリーズのCD かなり影響を受けていると思う。



画像) オライリーのプログラミングPerlには大変お世話になった。

画像) かつてWindows XPで利用していた実際の私のCubase sx2の音楽制作画面

画像) 最近はもうLogic Proしか利用していない。実際の私のLogic Proでの音楽制作画面(ちょっと古い)
2000年代に入りYouTubeが登場しK-MUSICLIFEチャンネルを立ち上げる。まだまだYouTubeは日本語も利用できない時代に自然の音と自分の音楽を配信を始める。このYouTubeチャンネルは今も続いているK-MUSICLIFE Channel。2012〜2015年頃にこのチャンネルが世界的に話題となりYouTube クリエーターの登竜門であるGoogle NextUp 2012に選抜される。

YouTubeの世界ランキング上位だった頃

YouTube NextUp 2012のクリエーター投票

YouTube NextUp 2012の様子
YouTubeで配信する自然の音の録音にもハマり、独自に開発したシリコンの耳とコンデンサマイクカプセルを組み合わせたバイノーラルマイクで自然の音を多く録音する。当時はYouTubeでもかなりの話題となりNHKの取材なども受けた。

画像) オリジナルバイノーラルマイク 2011年 1号機

画像) オリジナルバイノーラルマイク 2020年 2号機
この頃に多くの音楽アルバムを制作発表している。2006年 in mind、2011年 Water Place、2014年 Nature Flowを発表している。現在でもYouTubeではもちろん、SpotifyやiTunesなどでも聞くことができる。

2006年 in mind

2011年 Water Place

2017年 Nature Flow
2015年頃になると北陸新幹線開業ということで出身地である金沢の観光情報を配信するWebメディア「ビューティーホクリク」を立ち上げる。コンテンツ取材や撮影、歴史探訪、サイト構築から何から何まで一人で運用し、2015年時点で月間100万ビューを目前に達成しなかったのが未だに記憶に残っている。金沢というコンテンツでは100万ビューを稼げないというポテンシャルの限界を目の当たりにする。
画像) 数多くの企画を立て取材に回った。


画像) 当時、ビューティーホクリクは「はてなブックマークホットエントリー」の常連だった。左:2014年08月04日 右:2015年01月20日
このころから多くのWebサイト制作の依頼も頂くようになり音楽よりもWebサイト制作やシステム構築が仕事となってくる。他方、多くのWebサービスをいくつも立ち上げた。RSSリーダーや地図から新聞を読む「地図新聞」や金沢市の中学校の校区(校下)のエリアが地図で読めるサービスなど地元に根ざしたサービスも多々開発した。

画像) Google RSS Readerの後継として開発したRSS Reader

画像) あらゆるニュースから住所をパースして地図にマッピングしたサービス「地図新聞」
サーバの構築からWebサイトの制作、コンテンツ制作、音楽・映像制作もできるというのはこういうバックグラウンドがあるためだ。
2017年頃からアメリカ、アジアを中心に様々な場所を旅する。アジアの多くのレストランにも訪れアジアの魅力、アジアにおける日本の意味をよく考えるようになった。

画像) アジアのあらゆる場所で散髪するのが趣味になった。写真はバンコク郊外

画像) アメリカ大陸自動車で横断。シカゴの夜景が一番美しかった
そして2019年後半に始まったコロナウイルスの影響で世界中、日本中がデジタルにシフトし始め、その重要性が認知され始めサイトの制作のみならずネットショップや、数多くの業務の効率化を図る業務システムなどの制作を行うようになる。特に兼六園の噴水眼の前に位置する兼六亭さんのお宿「兼六亭 お宿」では宿のオペレーション構築、ブランディング、OTAなど宿立ち上げの経験はコロナ禍の一番の経験となった。また「温泉ウエディング」は国内外のウエディングの新しい形を提供するブランドとして国内に広く浸透することとなった。
今ではAIサービスやIoTデバイスを最大限に活用したシステム開発、世の中が少し便利になるWebサービス、ネットショップの立ち上げやWebコンテンツ開発、動画制作の依頼を請けている。金沢に拠点があるということで北陸の大手優良企業からもコンサルタントの依頼も多々請けている。